ミミー補聴器補聴機専門店
「ミミー補聴器」

お役立ち情報

補聴器販売前の耳鼻科受診について

2023.10.05補聴器について

最近会話が聞こえにくくなったなと感じときに補聴器を合わせるより先に
診断と治療が必要な場合があります。
下記のような自覚症状がある場合はまず耳鼻科の受診をお勧めいたします。

①耳の手術をしたことがある

耳の手術を受けた後だと耳の中が変形していたり、傷跡がかさぶたになり
耳垢が溜まっていたりすることがあります。
その場合オーダーメイド補聴器をつくるための耳型採取を行うことが出来なかったり、
正確な聴力を測定できない可能性がありますので補聴器購入前に耳鼻咽喉科の診察を受けて
補聴器装用に支障が無いか確認してください。

②最近3カ月以内に耳漏があった

耳の中が湿っていて水っぽい液体が出てくるようなことがあれば耳が炎症を起こしていたり
病気が隠れている可能性もあるため耳鼻科を受診するようにお願いいたします。

③最近2カ月以内に聴力が低下した・急に耳鳴りがするようになった

聴力とは基本的に長い年月をかけて悪くなります。急に聞えが悪くなったと感じている場合には病気が原因の可能性があります(メニエール病・突発性難聴等)
ここ1カ月くらいで急に耳鳴りがするようになることも同様です。
早期発見できれば治療で改善する場合もありますので受診をお願いいたします。


④外耳道に痛みまたはかゆみがある

耳のかゆみがある場合軽い炎症を起こしている可能性が考えられます。
また痛みがあるまま補聴器を付けてしまうと痛みが強くなってしまう可能性もあるため、
耳鼻咽喉科で診断を受け、補聴器を付けることが可能か診断をうけることが必要です。


⑤耳垢が多く溜まっている

耳垢が多くたまっているとかなりの聴力低下を起こすことがあり、耳垢を除去するだけで
補聴器がいらなくなる場合もあります。また耳垢があるとオーダーメイド補聴器を作る場合の
耳型採取も行えないため耳鼻咽喉科での処置が大切です。


⑥左右の耳で聴力差がある場合

左右の聴力に大きな差があると、聴力が悪い方の耳には良い方の耳とは別の病気がある
可能性がありますので場合によっては補聴器よりも治療が優先されることがあります。


最後に

当店にご来店いただいた際も上記のような症状がある場合は補聴器のお貸出しよりも先に
耳鼻科の受診をお願いする場合があります。
安心して補聴器をお使いいただくためにご理解いただけますと幸いです。

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